第9回 講師:清原美樹さん(14期生)人生100年時代に最適なエクササイズ「ピラティス」って何?= 姿勢が整い、快適で機能的な身体になる秘密とは =

日 時 10月17日(火) 19時~  
テーマ 人生100年時代に最適なエクササイズ「ピラティス」って何?
= 姿勢が整い、快適で機能的な身体になる秘密とは =
講 師 清原美樹 (14期生)
    ピラティスインストラクター
<概要>
城南高校在学中はバレーボール部所属、上智大学文学部に進学卒業後ニッポン放送に入社(ラジオ局)、広報などを担当されました。在職中に「ピラティス・ヨガ」に出会い、ニューヨークでマットピラティス指導者資格を取得、日本ではメディカルピラティス、ヨガの指導者資格取得し、2019年にニッポン放送を退職された現在はピラティス・ヨガインストラクターとして活動されています。
ピラティスとはピラティス氏(ドイツ人)が考案した「コントロロジ-」という健康法のことで、1914年頃の第一次世界大戦中の捕虜収容所内で傷病兵のリハビリが源流とされ、その後ニューヨークで直接指導を受けた弟子らが理論を体系立て世界に広まったもので、コントロロジーとは、身体・頭・精神の完全調和を目指すこと、具体的には呼吸法を用いながら脳と身体の双方反応を自然なリズムと調和のなかで無意識にコントロールし、生活の質を高めるものだという。
ピラティスは外観上の筋肉を増加させる「筋トレ」とは違い、身体の深層に位置した姿勢などを保つ筋肉(インナーマッスル)を中心に鍛錬されるもので、背骨を安定させ、姿勢が良くなり、関節の可動域が広がって転倒しにくくなるほか、心の活性化によりストレス緩和や自己認識が向上するなど、総じて生活の質の改善に役立つものと解説されました。
特に、スマホ姿勢で猫背になると首・背骨・骨盤が歪んで肩や腰の痛みを伴うので、日常生活では骨盤を立てて正しく座る姿勢を保つことが重要であると解説され、会場では正しい姿勢での座り方や、背骨と脇の筋を伸ばすストレッチのご指導を頂くなど、座学と実演の両方を体験した貴重なご講義となりました。